【日時】
2012年7月22日(日)
【講義名】
「足部機能と理学療法の展開」
【講師】
財前 知典先生
(広尾整形外科・東都リハビリテーション学院講師)
※主な著書
医歯薬出版社
【講義概要】
1.歩行の診かたと捉え方
関節モーメントと疾患および筋スパズムの関係をバイオメカニクス的観点から解説します
2.歩容の変化と身体機能の変化(ROM・筋力・体幹機能等)
足部機能の変化に伴う歩容の変化により、ROMや筋力および体幹機能が変化することを実技を交えて説明します。
3.足部の各機能ユニットが歩行立脚相に与える影響
1列や5列、距骨下関節などが歩行立脚相のどの時期にどのような動きの変化をもたらすかについて解説します
4.入谷式足底板における評価方法(徒手誘導・テーピング・パッド)
1~3までをふまえた上で、徒手誘導やテーピング、パッドなどの実技を行います。
各種アプローチによる歩行や動作の変化を診て、感じていただきます。
5.足部機能と身体アライメントへの波及(膝関節・股関節・腰部・頚部変化)
足部は唯一地面に接している部位であるため、足部は身体全体に影響を及ぼします。
その影響について具体的に説明し、実技を交えて体感していただきます。
6.入谷式足底板評価方法の運動療法への応用
入谷式足底板の評価方法は個人レベルによる効率の良い動きを評価するため、足底板だけでなく運動療法にも応用できます。
その方法について実技を交えて説明し、体感していただきます。