麻痺を抱えた対象者の本質的な回復のためには何が必要なのか。



脳血管障害者の場合、単純な反復練習では限界もある。活動の効率的な自立は、中枢神経系にとって複雑でもあり合理的といえる。
そのため短絡化した学習は、自律的行為になるとは言いがたい面もある。活動の中で適切な運動を起こすための必要不可欠な要素の一つとして、「感覚・知覚-運動(活動)」があることは言うまでもない。

この「知覚運動」の観点からみると、たとえ対象者がどのような状態にあっても何らかのチャンスがある。

 

具体的には、環境のなかに存在する情報(外部環境・物品等)に対して、身体機能における支持面や対象物等から受ける抵抗の継続・連続した変化を創り出すということが重要である。

人間の構造と対象物間の相互作用が可能になることは、機能的な知覚-運動が成立するだろう。介入においては、解剖学・運動学・神経学等の医学モデルが背景にあり、それに基づいたアプローチが基本である。

 

 

講義内容は、

①対象者の感覚‐知覚機能の強化のために必要なこと。

②その具体的アプローチの実技(リーチから手の機能まで)。

 

今こそ、活動のための「心身機能」評価・治療を見直そう


【日時】

平成29年 1月22日(日) 10:00~16:00

【場所】

刈谷産業振興センター 203会議室

 

 

 

【受講費】

通常→11,880円 (税込み)

早割→  9,720円 (税込み)[ 平成28年12月25日迄に申し込みの方]

 

 

 

【定員】

40名(先着順)



          山本 伸一 先生

略歴

昭和62年:愛媛十全医療学院 作業療法学科卒業

医療法人財団加納岩 山梨温泉病院就職(現山梨リハビリテーション病院)

【職歴・資格・活動】

・社会医療法人 加納岩 山梨リハビリテーション病院 

リハビリテーション部   副部長 兼 作業療法課 課長  

・健康科学大学 評議員 客員教授

・一般社団法人 日本作業療法士協会 常務理事 制度対策部長

 (協会理事歴:714年)  

    ・日本リハビリテーション病院施設協会理事

    ・一般社団法人 山梨県作業療法士会 会長

    ・活動分析研究会(SIG) 会長

    ・日本ボバース研究会 学術局長

    ・CVA時期別OT研究会 会長

   ・ボバース国際インストラクター

 

     ・作業療法ジャーナル編集委員




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※講習会資料の著作権は、講師の先生に帰属しますので資料の複製・加工及びインターネット上へのアップロード等を厳禁とさせて頂きます。

※当団体の講習会では、スタッフも勉強会に参加し皆さんと一緒に勉強させて頂いております。スタッフとして、講習中はできる限り皆さんのサポートをさせて頂きますが、ご理解のほど宜しくお願い致します。

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