足関節は両側で56個の骨から構成され人体の約1/4を占め、足底には多数の固有受容器に富みます。また、人体の唯一地面と接する所であり全身への影響力が大きいと考えられます。
以上のことから、解剖学的・力学的に重要だと言えます。
あるリサーチでは、近年のアメリカにおいて足関節外傷・障害は1日に約1万人以上が受傷し、スポーツ現場では年間約200万件以上の外傷・障害が生じ、その約20%が足関節に関わるものであるとされ、その医療コストは診療・治療やリハビリなどを含めて年間約20億ドルと言われており、日本においても同様だと考えられます。
しかしながら、治療が不十分、機能低下を残したまま加療する例が多く、再受傷の頻度が高いのが足関節疾患の特徴です。また、治療を怠れば慢性足関節疾患(シンスプリントなど)や荷重痛残存、そして長期的には変形性足関節症へと移行してしまうとも言われています。また、機能低下を引き起こす要因には背屈制限をはじめ、実に様々な要素が関わっています。
そのため、足関節へ局所・包括的な診方ができることは非常に大きな武器となります。
しかしながら、機能的に複雑であるゆえ評価やアプローチ方法に難渋するケースがあります。
患者様の痛みや機能低下に困っていませんか?
・足関節損傷後(骨折・捻挫など)、疼痛・腫脹が残存してしまう。
・足関節損傷後、荷重時痛のみ残存してしまう。
・長期間、足関節筋力トレーニングをしても改善がみられない。
・関節可動域エクササイズやストレッチ・マッサージをしても足関節背屈制限が改善されない。
・明らかな症状誘発動作が統一していない。
・歩行は問題ないが、階段や走ると痛みが出現する。
・スポーツ時の特定動作のみ不安定感や痛みが増大する。
実はこれらの問題は以下の2つのことを認識することで改善する可能性があります。
(1)要素主義だけではなく、関係主義で問題を捉える。
(2)人体には階層が存在する。
人体は、「筋肉」や「骨」だけではなく「内臓」「経絡(エネルギー)」「脳」「身体意識」など多くの器官から成り立っています。
どの階層がトップメジャー(一番の問題)なのか、また局所との関係性を評価、理解することで効果的なアプローチに繋がります。
階層や関係性を無視したままアプローチを実施してしまうと、改善できないどころか、悪化させてしまう恐れもあります。
上記の2点を解決するために必要な事
(1)足関節の機能障害の概要を捉える
(2)足関節の局所的アプローチと診方を知る
(3)足関節と内臓・経絡の関係性を知る
(4)足関節と身体意識の関係性を知る
まずは、要素を知ることで改善への道が開かれます。
次にこれらの「他関節」「内臓」「経絡」「身体意識」を関係的に評価し、足関節機能の再構築に必要な体軸理論を用いたアプローチをご紹介致します。
【講師紹介】
松下 祐也(まつした ゆうや)
理学療法士
Wellness Kinesiology Practitioner
IH Kinesiology Practitioner
PIHA公認Visceral-UnwindingTechnique Practitioner
PIHA公認CranioSacral Practitioner
入谷足底板 上級コース修了
自身の信念のために、国立病院を退職し企業。
経営者の傍ら、施術家としても生きる道を選択。
国立病院でのリハビリ、整形外科クリニックでの幅広い臨床経験に加え、東洋医学・キネシオロジーなどの代替療法を駆使したホリスティックな施術を展開する。
また、セラピストを対象とした講習会団体「SESSION」を設立し、講師としても活躍している。
【所属】
エターナル株式会社 代表取締役
合同会社フィジカルアセスメント 代表
SESSION 理事 代表
身体運動学的アプローチ研究会
【研究実績】
第66回国立総合病院医学会
『Quadsetting角度の違いによる膝蓋上嚢の拡がりの検討』他多数
【過去メディア出演】
・H25年3月発刊「Tamara association季刊誌」(Access heart project)
・H25年10月8日発刊「週刊女性P48~49」(主婦と生活社)
【プログラム】
1)足関節の基本的な評価法
・触診・圧痛検査法・姿勢
・運動検査法
2)階層理論に基づいた足関節機能低下の評価法
・足関節の関係主義
・足関節と内臓・経絡との関係
・足関節と身体意識との関係
3)体軸を用いた各種階層に対するアプローチの紹介と実践
・体軸タッチアプローチを応用した徒手療法 (距骨下関節・脛腓関節操作など)
・内臓・経絡体軸タッチアプローチ
・ジンブレイドを利用した身体意識操作
*科学者花節徹氏によって高いエビデンスが確立されつつあります。
【日時】
2014年3月16日(日)
13:00–17:00
【場所】
(JR仙台駅より15分)
【定員】
40名(先着順)
【講習費】
12,000円
【持ち物】
・大きめのバスタオルまたはヨガマット
・動きやすい服装
・コアステップ棒
『コアステップ棒で踏むだけダイエット』(マガジンハウス)の付録
※セミナーで使用しますので、事前にご準備下さい
【日時】
2014年5月18日(日)
13:00–17:00
【場所】
(阪急電車「淡路」駅から徒歩で約700メートル)
【定員】
40名(先着順)
【講習費】
12,000円
【持ち物】
・大きめのバスタオルまたはヨガマット
・動きやすい服装
・コアステップ棒
『コアステップ棒で踏むだけダイエット』(マガジンハウス)の付録
※セミナーで使用しますので、事前にご準備下さい
※3月8日募集開始
【注意事項】
※管理の関係上、必ず上記のフォームメールよりお申し込みをお願い致します。
※お申し込み後、振込先の案内メールをお送り致します。
※お申し込みから10日以内に振込みをお願い致します。
※10日以内にお振り込みがない場合は自動キャンセルとさせて頂きます。
※振込みをこちらで確認しましたら、参加決定とさせて頂きます。
※講習中にHP資料用の撮影をさせて頂きますのでご理解ください。
※講習中での個人での録音・撮影等はご遠慮ください。
※講習会資料の著作権は、講師の先生に帰属しますので資料の複製・加工及びインターネット上へのアップロード等を厳禁とさせて頂きます。
※当団体の講習会では、スタッフも勉強会に参加し皆さんと一緒に勉強させて頂いております。スタッフとして、講習中はできる限り皆さんのサポートをさせて頂きますが、ご理解のほど宜しくお願い致します。
※領収書は基本的に個人名でお渡ししておりますが、病院名での受け取りを希望される方は事務局までお申し付けください。
※講習会中での実技などによる事故、怪我については責任を負いかねます。
※その他、講習会に関するご質問・ご意見はすべて事務局までご連絡いただけますよう宜しくお願い致します。
※緊急時以外、個人に直接のご連絡はお控えください。
【キャンセルポリシー】
①お振り込み完了と同時にキャンセルポリシー契約発生とします。
②キャンセル料は以下の通りです。
キャンセル手数料
- 14日前:0% (全額返金)
- 7-13日前:50%
- 6日以内:100%
*未入金の場合も、キャンセル料を請求します。
③キャンセルの際は事務局までメールにてお知らせ下さい。
④ご返金は「開催後」指定の口座に振り込みいたします。
※振込手数料は受講者様のご負担とさせていただきます。